海外一人旅に憧れはあるけれど、「スリランカって大丈夫?」と不安に感じていませんか?
治安や言葉、現地でのトラブルなど、想像すればするほど怖くなってしまう──そんな気持ち、私もよく分かります。けれど実際に訪れてみると、想像とは全く違う“やさしさ”に何度も助けられました。
この記事では、私自身の体験や他の旅人の声を通じて、「一人でも安心できた理由」を具体的にお伝えします。不安を抱えたまま出発した私が、どうやって「行ってよかった」と思える旅に変えられたのか。そのヒントがきっと見つかるはずです。
スリランカ一人旅って本当に大丈夫?|よくある不安とリアルな声

治安は?女性一人でも歩ける?現地の空気感まとめ
スリランカに一人で行くと聞くと、多くの人が「危なくないの?」と心配されます。特に女性の一人旅は、海外では気をつけるべきことがたくさんあります。しかし、実際に行ってみると、スリランカの人たちはとてもフレンドリーで温かいと感じました。観光地では警備員やツアースタッフも多く、トゥクトゥクのドライバーも親切な人が多かったです。
2024年の外務省の海外安全情報では、スリランカ全土がレベル1(十分注意してください)に分類されています。つまり、普通の注意をすれば大きな危険はありません。参照:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_267.html
現地でよくあるトラブルと“実際どうだったか”
現地で注意すべきトラブルとしては、「ぼったくり」「ツアーの勧誘」「しつこい客引き」などが挙げられます。しかし、しっかりと断る姿勢を見せれば、それ以上無理に迫られることはほとんどありませんでした。例えば、トゥクトゥクを利用する際は、乗る前に料金交渉をするだけでトラブルを避けられます。
また、道を歩いているときに話しかけられることもありますが、観光地では観光客慣れした人が多く、冷たくせずに「No, thank you」で対応すれば問題ありません。
SNS・ブログから集めた一人旅の「不安の声」一覧
Twitterやブログでは「スリランカって怖い?」「女性一人で行って大丈夫?」という声が多数見られます。中でも多かったのは、「空港からホテルまでの移動が不安」「英語が通じるか分からない」といった声です。
しかし、現地では英語が公用語として使われており、観光客向けのホテルや飲食店では基本的に英語が通じます。空港〜市内移動も、事前に送迎サービスを予約しておけば安心です。
「不安だったけど、あの一言で安心できた」|やさしさを感じた瞬間たち

「道に迷って声をかけてくれた」小さな親切が旅の安心に
初日にコロンボ市内で道に迷っていたとき、現地の女性に「困ってるの?」と声をかけられ、目的地まで一緒に歩いてくれました。無理に話しかける感じではなく、自然体のやさしさにとても安心しました。
「バスで隣の人が降車サポートしてくれた」公共交通での心あたたまるやりとり
長距離バスでキャンディへ向かう際、乗り方がわからず戸惑っていたところ、隣に座っていた男性が「降りるときは運転手に言えばいいよ」とジェスチャーで教えてくれました。降りる直前には声までかけてくれて、見知らぬ土地でも心がほっとする瞬間でした。
「お釣りを多く渡したら正直に返してくれた」商売の場でも信頼を感じた瞬間
ヌワラエリヤの紅茶店で買い物をしたとき、レジで多く支払ってしまった私に対して、店員さんがすぐに「払いすぎてるよ」と声をかけてくれました。観光地では観光客相手に不正をするケースもありますが、こうした正直な対応がとても印象的でした。
「英語が苦手でも笑顔で通じた」不安だった言語の壁を越えた体験
私は英語があまり得意ではありませんが、笑顔と簡単な単語で伝えようとする姿勢を見せるだけで、多くの人が理解しようとしてくれました。中には「日本のどこから来たの?」と日本語で聞いてくれる人もいて、言葉を超えたつながりを感じました。
スリランカ人の“優しさ文化”って?仏教・家庭教育・生活習慣との関係も紹介
スリランカは仏教国であり、他人を思いやる文化が根づいています。家族を大切にする価値観が強く、見知らぬ人にも親切にすることが当たり前とされているそうです。参照:https://www.buddhanet.net/e-learning/buddhistworld/sri-lanka.htm
一人でも安心して泊まれる宿は?|筆者+経験者が推す“やさしさ宿”ガイド

女性ひとりでも安心の宿って?選ぶときの4つの基準
- レビューに「スタッフが親切」とあること
- 夜間も受付が対応していること
- セキュリティがしっかりしていること
- 一人旅プランやシングルルームがあること
筆者が泊まって「スタッフのやさしさが印象的だった宿」
エッラで泊まった「The Chillout Ella」では、スタッフの男性がチェックインのときに「困ったことがあれば何でも聞いてね」と笑顔で声をかけてくれました。朝食も毎回「味は大丈夫?」と気にしてくれるなど、心づかいが感じられる滞在でした。
レビューから読み取れる「やさしい宿」特徴とは?
多くの旅行サイトで「清潔さ」や「立地」以上に評価されていたのが「スタッフのホスピタリティ」です。「初めてのスリランカ一人旅でも安心して泊まれました」という声も多く見られました。参照:https://www.agoda.com/
【地域別】コロンボ・キャンディ・エッラで安心感のある宿リスト
- コロンボ:「Wonder Hotel Colombo」
- キャンディ:「The Radh Hotel」
- エッラ:「The Chillout Ella」
どれも女性一人でも安心できると評判の宿です。
「行く前に知っておくと安心」|一人旅に役立つリアルな準備リスト

空港・移動・SIMカード・両替など最初の不安をなくす準備
到着直後に不安になりやすいのが移動手段と通信手段です。空港ではタクシーの客引きも多いため、事前にホテル送迎を予約しておくと安心です。SIMカードは空港内の通信会社ブースで購入でき、安くてデータ容量も多めです。
服装と持ち物|女性目線で「安心だった」アイテム集
露出の少ない服、日焼け対策の帽子やサングラス、軽量で折りたためるバッグなどが便利です。また、室内用サンダルや洗剤など、日本では当たり前でも現地で手に入りにくい物も忘れずに。
最低限の英語フレーズと、伝わる言い回し
- Where is the bus station?(バス停はどこですか?)
- How much is this?(これはいくらですか?)
- I don’t understand. Can you speak slowly?(よく分かりません。ゆっくり話してもらえますか?)
この3つだけでも会話の幅がぐんと広がります。
「やっぱり行ってよかった!」|読後に背中を押すエンディングメッセージ

不安はあったけど…「それでも行ってよかった」3つの理由
- 思っていたよりも人がやさしかった
- 自分で決めて行動することで自信がついた
- 知らない文化を知る楽しさがあった
一人だからこそ出会えた、“やさしさ”と“自分の強さ”
誰かと一緒の旅行では気づかなかった「一人だからこそ出会えた人」「自分で選び、自分で動く力」が身についたと実感しています。
「よし、行ってみようかな」と思えたあなたへ最後のひとこと
スリランカ一人旅は決して簡単ではありません。でも、不安をひとつずつ解消する体験を通して、確かな安心と成長を手に入れることができます。あなたの一歩を、この記事が後押しできたら嬉しいです。
まとめ
スリランカは一人旅でも十分に楽しめる国です。治安への不安はありますが、適切な準備と心構えがあれば、多くの“やさしさ”に出会えるでしょう。女性でも安心して泊まれる宿や、実際に役立つ準備リストも参考にしながら、自分らしい旅を計画してみてください。
この記事へのコメントはありません。