初めてスリランカに着いたときに感じた正直な印象

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空港到着直後に広がる情報量の多さ

スリランカに到着して最初に感じやすいのは、情報量の多さと環境の変化です。

空港自体は国際空港として整備されていますが、日本の空港に比べると、音や人の距離感、動線のわかりにくさに戸惑ういます。看板には英語表記がありますが、周囲の会話はシンハラ語やタミル語が中心で、聞き慣れない言葉に囲まれる状況になります。

ここで不安を感じる理由の多くは、危険というより「把握できない状態」にあります。何をすればいいのか、誰に聞けばいいのかが瞬時に判断できないことが、心理的な緊張につながりやすい場面です。

特に不安や迷いが生じやすいのが、入国ゲートを通過した瞬間です。ここまでは、ほぼ一本道で移動できるので迷いは少ないですが、入国した瞬間に選択肢が一気に増えます。

入国した瞬間に見えるのはいくつもの両替所。ガイドを頼んだ人であれば、その先にお迎えのガイドが待っています。

また、ガイドを頼まなかった人にとって最も迷うのが、コロンボ市内への移動方法でしょう。空港を出ると送迎の車がたくさんいますが、コロンボ市内へのバスが見当たらないからです。コロンボ市内へのバスは、空港から少し離れた場所に停まっています。見つけるのにちょっと苦労するので注意が必要です。

街に出たときの距離感と生活リズム

空港を出て街に向かうと、日本とは異なる距離感がはっきりと表れます。車やトゥクトゥク、バス、人が同じ空間を共有し、交通の流れも独特です。信号や車線の概念はありますが、実際の動きは雑然としていて「アジア!」といった印象を受けるでしょう。

生活リズムも日本とは異なり、時間の進み方が緩やかに感じられます。これは効率が悪いという意味ではなく、急がないことが前提になっている感覚です。日本の感覚をそのまま当てはめると、違和感や不安を感じる人もいるでしょう。

治安に対する印象と現実のズレ

スリランカについて調べると、治安に関する情報が多く目に入ります。そのため、到着前から警戒心を強く持つ人も少なくないでしょう。でも、実際に街を歩いてみると、日常生活が淡々と続いている様子が目に入り、事前イメージとのズレを感じる人が多いでしょう。

もちろん、注意が不要ということではありません。日本と同じ感覚で無防備に行動するのが適切でない場面がある、という程度の理解が現実に近いです。不安の多くは「知らない場所にいる」という状況から生まれやすく、具体的な行動指針を知ることで落ち着くことができるでしょう。

実際、スリランカ人は日本人のことが大好きで、こちらが日本人と分かると非常に親切に応対してくれます。また、日本と同じ仏教国ということもあり、人柄も穏やかなで価値観も近い印象があります。

言葉が通じる場面と通じにくい場面

英語はある程度通じますが、どこでもスムーズというわけではありません。観光地やホテルでは問題なく会話ができても、ローカルな店や移動中では英語での意思疎通が難しい場面があります。

このとき重要なのは、完璧に伝えようとしないことです。単語や身振りで意思が伝わる場面も多く、相手もそれを前提として対応してくれることが多いです。言葉が通じないこと自体が危険につながるケースは限定的ですが、不安を感じる要因になりやすいのは確かです。

実際、お店での買い物などであれば、買いたいものを指差せば意図は伝わりますし、金額の数字は英語でだいたい返答してくれます。日本人であれば基礎的な数字は英語でも聞き取れると思いますので、特に問題になる場面は少ないです。

費用感と日本基準での錯覚

物価が安いという印象を持って訪れる人も多いですが、すべてが安いわけではありません。ローカル向けの価格と、外国人向けのサービスの価格には差があります。いわゆる観光客価格というやつです。また、日本円に換算すると安く見えるものでも、現地の生活水準を基準にすると高めの設定である場合もあります。

このズレを理解せずにいると、「思ったよりお金がかかる」という感覚につながります。逆に、どこにお金をかけ、どこを抑えるかを整理できれば、納得感のある旅行計画を立てやすくなるでしょう。

スリランカは、食事に関してはローカル向けのお店で食べると非常に安く食べることができます。ただ、ある一定以上の清潔感やサービスを提供してもらいたい場合は、観光客向けのレストランに入ることになると思います。

その場合は、日本より少し安いか、日本と同じ価格感の料金になるので覚えておくと良いでしょう。

その他のサービスについても同様です。基本的に観光客向けのサービスは日本と同じくらいの金額の場合が多いので、予算感に注意をしてください。

不安が具体化されていく過程

滞在が進むにつれて、不安は漠然としたものから具体的なものに変わっていきます。最初は理由のわからない緊張感があり、次第に「移動」「言葉」「お金」といった要素ごとに整理されていく流れです。

不安が消えるというより、「把握できている状態」に近づくことで、判断しやすくなります。この段階に入ると、誰かに状況を説明してもらいながら整理したいと感じる人が増えてきます。

スリランカ旅に慣れてくると、やりたいことが増えてくると思います。

そうなってくると現地のルールや価値観、コスト感など情報を集める必要が出てくる場面も多いです。ただ、旅行者の視点からでは判断が難しい場面もあります。

スリランカ人は日本人には、とても親切なのでいろんなことを教えてくれますが、玉石混交の情報なので信頼できる相談相手がいると不安が減ると思います。宿の主人でも良いし、日本語ガイドを頼っても良いです。

不安な点がある場合は、いきなり決めるのではなく、日本語で状況を整理しながら相談してみるのも一つの方法だと思います。

スリランカ現地ガイドによるツアー内容や、具体的な進め方はこちらで確認できます。

▶ スリランカ現地ガイドのツアー内容を見る

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この記事を書いた人

かれぇ☆はんたぁ(Curry Hunter)のアバター かれぇ☆はんたぁ(Curry Hunter) スリランカ料理・文化研究家

スリランカ料理や現地文化をテーマに、実体験をもとした情報発信を続けている個人研究家・ブロガー。

これまで何度もスリランカを訪れ、現地取材や長年の発信経験を通じて、日本人がスリランカをより深く、安心して楽しむための視点や判断材料を整理・発信している。

現在は、スリランカ現地法人JP CEYLON INTERNATIONAL(PVT) LTD. の業務委託として、日本人旅行者向けの情報整理やコラムなどのコンテンツ制作を担当。

料理・文化・旅の背景を知ることで、「ただ行くだけではないスリランカの魅力」を感じてもらうことを大切にしている。

※ツアーの販売・契約・実施は行っていません。

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